全日本チェンソーアート協会

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カーバー紹介

チェンソーカービングに魅せられた親子

2014.01.11更新


チェンソーカービングに魅せられた親子がいます。山形県金山町に事務局がある出羽-竜馬チェンソーカービングクラブに所属する佐藤親子です。

父親は、重機の整備を行う傍ら、チェーンソーを整備する仕事も手掛けてきました。ここ金山町は銘木金山杉が育ち、雪国で育成される樹木らしく年輪は密にそして間伐、枝打ちを繰り返された、樹齢80年を経過したものを金山杉と呼びます。そうです、この林業にチェーンソーはなくてはならないものなのです。

また、丈夫でもある本製品は、「樹齢80年の余る、金山杉の家づくり」として、主に建築材として流通されています。このような背景がチェーンソーに親しむ機会となり、チェンソーアートに出会い魅了され、一昨年、地元クラブの門戸を叩きました。

カービングを始めてから3年が過ぎようとしている平成25年9月第8回東日本チェンソーアート競技大会に父親は2回目、息子は初めてと親子揃って出場。中学生の頃より、父親の背中を見ていた亜斗夢君、卒業と同時に父親から「やってみるか?」と言われたのがきっかけとなり、チェンソーカービングに触れることとなりました。エンジニアの父親がまず教えたのは、安全に関することです。

チェーンソーは危険な道具。けがをすれば重傷化は間違いありません。安全に行うため切断防止ズボン、防振タイプの切断防止作業手袋や一番怖いチェーンソーを使用していて危険なキックバックなど、もしもを考えて被害を最小化する準備も万全です。

練習は、主に週末、クラブ員の所有する山林で親子で行います。まずは、どの様な場所でも作品が仕上げられる様にと基本であるふくろうを課題に、本番を見据えた方針です。父親の教えも優しく、まず見本を示し、それを手本に進めていきます。わからない箇所は、手を添えて教えてくれます。

一方毎週末、父子を送り出す母親は、「難しい年齢の頃ですが、父子が仲良く笑顔で楽しそうにしているのが嬉しい。また、本人もカービングを行うにあたり、自営のクラブ員に相談しアルバイトをさせて頂き、チェンソーを購入していることに対し、本人も努力しているので、しっかりと応援して行きたい。」と話していました。

好きな作品は、人物、デフォルメされる動物他、抽象的な作品とあらゆる作品を精細な仕上げる、会長の栗田宏行氏が作成する作品だそうです。会長も「将来が楽しみ」とのことです。


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