全日本チェンソーアート協会

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大会レポート

エコ・フェスタ in 千葉

2014.01.14更新

  • 2013/10/5(土)~2013/10/6(日)
  • 土)9:00~15:00 日)8:30~11:40
  • ロングウッドステーション(千葉県長生郡長柄町山ノ郷67-1)

5日:メインカービング
6日:クイックカービング日本選手権大会


生憎の雨で始まった、エコ・フェスタin 千葉 2013。

「私達の大切な環境、この美しい星をみんなの手でいつまでも守っていきたい。チェンソーカービングを通して森とふれあい、実際に体験することでつくる喜びや守ることの意味、人と人、人と自然のつながりを多くの人に楽しんでもらいたい。」 そんな想いを胸に始まったエコフェスタも今年で10回を数えるまでに至りました。イベントを継続するにあたり、関係者の努力はもとより、ご来場いただいている皆様の応援が何よりもありがたいとは、実行委員皆より口々に聞かれた言葉です。

10周年を記念して行われる今回は新たな試みとして、全国で初めてクイックカービング日本選手権大会が企画され、(株)スチールに後援を頂きSTIHLCUPとして開催されました。さらに、USTREAMのインターネットライブ中継も行われ、今回残念なことにより参加できないカーバーや各地にいるファンの楽しみの一つとなりました。競技はトーナメント8名で行われ、前日のメイン競技の上位4名がシードとなり、予選を4グループに分け、その中から1名づつが勝ち上がり、順に「フクロウ、クマ、鷲」を30分(決勝ののみ40分)で彫り上げ優勝者が決まります。

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来場者は、エンジン音とともにチェーンソーの刃先から彫りだされ、形作られていくその様に圧倒され、またカーバーの切れのある所作に目が離せない様子でした。都内の来場者からは、「圧倒された。びっくりした。」とその真摯な姿に感銘を受け、「マンションで狭いので気に入った小さめの作品を購入したの。」と作品を購入した女性の方もいらっしゃいました。

材料となる丸太は、近隣の林家から搬出されたものであり、県内の杉は非赤枯性溝腐病のものが多く、本来利用である建築材の製品として流通されることは少ないです。この丸太から利用できる部分のみを切り出し、再利用しているのが千葉の大会の特色です。普段であれば、山林に放置され吸着したCO2を時間を掛けて自然界に戻していきます。そのような木材がチェンソーカービングにより生まれ変わります。県内から参加のカーバーからは、「見向きもされない丸太が、チェンソーカービングにより、新たな命が芽吹き、必要とされる方に大事にされる。小さな活動ですが、今後も続けたい。」との声が聞かれました。

また、本大会は、本年5月に発足したばかりである「全日本チェンソーアート協会」の公認大会として、安全に競技が運営されているかの点について、協会役員、主催団体委員とで会場内を巡回し、安全基準に基づいた運営管理も行き渡っているのも確認できました。

http://www.eco-festa.com/


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