二戸チェンソーアート大会
2014.11.13更新
- 2014/10/18(土)~2014/10/19(日)
- 10/18 8:30 ~ 10/19 15:00
- 二戸市金田一温泉郷 くつろぎ広場
第2回二戸チェンソーアート大会が10月18日19日の2日間、岩手県二戸市金田一温泉郷「くつろぎ広場」で開催された。
大会直前には台風の接近により会場準備などへの影響が心配されたが、大きな被害もなく18日午前9時にスタートを切った。
オープンクラスの丸太は2m×45~60㎝。
ビギナークラスは1,5m×40~50センチの木材としての利用価値が低いとみなされチップ材となった丸太を用意し2日間、計9時間でメインカービングの作品が制作された。
福島から参加した阿部忠司選手は「2mの丸太は、なかなか自分で用意して彫ることが出来ないので、この大きな丸太が彫れてうれしい」と話していた。
オープンクラスのテーマは今年も「岩手、南部地方(南部藩)ゆかりのもの」とした。
このテーマには、参加者に岩手の事を知ってほしい。
また来場した観客の方々にも岩手や南部地方にはこんなゆかりのものがあるのだと知ってほしい、そのことが地域のPRになればとの思いがある。
神奈川から参加の蘭二朗選手はテーマの意味について説明すると「まんまと思惑にはまりました。岩手の事をものすごく調べました」と話し、朝ドラの「あまちゃん」にちなんだ「北限の海女」を制作した。
またその他にも岩手県盛岡の祭り「さんさ踊り」や、2016年に開催される冬季国体にちなんだ作品など様々な作品が制作された。
そして19日(日)午後13時からは子ども向けプレゼントとして30分のクイックカービングショーが開催され、来場中の子どもたちにプレゼントされた。
大会結果
オープンクラス
1位 蘭二朗 神奈川県
2位 杉山徹 青森県
3位 佐藤雄三 山形県
ビギナークラス
1位 金沢俊治 青森県
2位 田鎖利光 岩手県
ピープルズチョイス
蘭二朗 神奈川県
チェンソーアート協会賞
樋口裕行 山形県