全日本チェンソーアート協会

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大会レポート

第10回 東日本チェンソーアート競技大会

2015.09.23更新

  • 2015/7/26(日)~2015/7/27(月)
  • 山形県最上郡金山町大字有屋1761


第10回東日本チェンソーアート競技大会&森の祭典・森のコンサート2015は、7月25日(土)、26日(日)山形県金山町遊学の森ぶなのき広場にて開催されました。天候は、生憎の雨予想でしたが、会場周辺は朝方雨も上がり、涼しい中競技は開始されました。

今年は、3名1チームのグループ対抗とし、チームで一つの作品を作り上げるという新しい試みを行いました。早々チームが決まったカーバー、個人でエントリーしてチーム結成の吉報を今か今かと待つカーバー等、心境は様々だったそうです。

チームでの作業ということで、作品はどのようにするかとの確認や擦り合わせが大会当日まで続くかと思われましたが、とあるチームは話題の中心は雑談であったとか、しかしながらその話題はとても楽しく、チームプレイの基本である意思の疎通に役立てられたり、別のチームはインターネット上のコミュニケーションツールを使用し、綿密に構想が進められた等、競技が始まる直前まで、互いに目を配り進められたそうです。

作品を審査した出羽・竜馬チェンソーカーバーズの前会長は、今回の試みに「個々では持ち得ない技術もあったと思うが、チームが一つとなり互いに補い作品づくりに協力できたことは、技術の向上はもとより、連帯意識や充実感を感じながら進められたと思うし、また、完成された作品からは、カーバーも我々も達成感を存分に感じられる作品群ができ、とても良かったと思う。」と総評で話されました。

みんなが森のアーティストをテーマに、今年も過密な金山杉が育成された山林からは、間伐された曲がりが大きいものや細い材など、利用の難しい材に新たな命を吹き込むべく、7チーム21名は、持てる技術を遺憾なく発揮し、あらゆる電動工具を手にした作品は、チーム作業の特性か、個々の作品を紡いで一つのテーマを表現したもの、作業量的にとても一人では作ることが出来ない作品、チームであることで制作することが出来たアイディア溢れる作品など、それぞれのチームが工夫を凝らし協力仕合、選手の手元は競技時間一杯まで止まることはありませんでした。

グループ対抗競技で優勝したのは、千葉県から出場した栗田宏武選手、地元山形市から親子で出場の佐藤雄三氏と亜斗夢君。「高校最後の思い出に優勝できたことはすごく嬉しい。」と聞かれました。

また、遊学の森木もれび館では、両日とも森のコンサートとして、オカリナコンサート、森に関する親しみやすい楽曲などをピアノやバイオリン、声楽家の池田氏とのアンサンブルが聴衆を魅了していました。

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