日本チェンソーアート競技大会IN東栄2016
2016.06.21更新
- 2016/5/28(土)～2016/5/29(日)
- 東栄ドーム
２日間ともよく晴れ、風は心地よく、ここ数年で最も過ごしやすい大会日和となりました。
北は北海道、南は沖縄まで全国から４０名のカーバーがエントリーし、３種の競技がおこなわれました。
開会式の様子
初日、クイックカービングでは、事前に地元東栄中学校の生徒が書いたデザインに沿って制作。
カーバーには思いつかないような斬新なデザインにも果敢に挑戦し、新たなコラボレーション作品が多数生まれました。
続いてメインカービング前半。
この大会に向けて準備してきた集大成を真剣に彫ります。
明日の仕上げに向けて２時間までで一旦終了。
夜は恒例のウェルカムパーティが開かれ、カーバー同士はもとより、カービングに関わる皆さまの交流会となりました。
競技のあり方など、活発な意見交換の場は寝る前まで続き、カーバーの熱き思いを具現化すべくスタッフは聞き入っていました。
来年の競技はより充実したものとなるでしょう。
トロフィーと賞品の数々
一夜明けて２日目は朝8時半からメインカービングの続きです。
後半ともなると、細部の仕上げとなり、細かい作業が続きます。
昼休憩、審査を終え、最後の競技スーパースピードカービングです。
たったの３０分で作品を彫り上げ、また、パフォーマンスも評価対象となることから最も見応えのある競技。
１１名のカーバーが１つのエリアに集結しておこなうため、会場にいる人が１箇所に集中する瞬間です。
すべての競技が終了すると、永久世界チャンピオンであるブライアン・ルース氏のカービングショー。
毎年あっと驚くパフォーマンスを魅せてくれます。
その後は、出場選手の精魂込めた作品がオークションにより落札されていきました。
表彰式では入賞者の発表と賞品の贈呈がおこなわれました。
入賞者は以下のとおり。（東栄町公式HPより）
メインカービング プロクラス
優 勝：山口県 林 隆雄さん
準優勝：北海道 木霊 光さん
３ 位：千葉県 栗田 宏武さん
メインカービング ビギナークラス
優 勝：群馬県 入澤 安彦さん
準優勝：岐阜県 大野 宏泰さん
３ 位：愛知県 中島 謙さん
クイックカービング
優 勝：京都府 伊東 和哉さん
準優勝：愛知県 青木 義大さん
３ 位：熊本県 松野 重則さん
スーパースピードカービング
作品賞：愛知県 青木 義大さん
パフォーマンス賞：愛知県 太田 貴之さん
ピープルズチョイス賞：三重県 近藤 一夫さん
マスターズチョイス賞：神奈川県 蘭 二朗さん
最後に集合写真を撮影して、終了しました。
また、この他、全日本チェンソーアート協会の通常総会もこちらの会場内で行われ、会員はもとより賛助会員であるSTIHL社様、PFANNER様、ハスクバーナ・ゼノア社様、ニッカリ社様、オフト社様のご参加を賜り、滞りなく議事は終了しました。
